Apple Watchで「心房細動」、「判定不能」、「不規則な心拍」などの通知が出た方は、当院にお気軽にご相談ください。

Apple watchの心電図機能や心拍数モニター機能については、以下のページで解説をしていますので、ご覧ください。

トピックス
Apple watchで何がわかる?

Apple watchのデータの確認方法は以下の3パターンいずれも可能です。


① 解析結果のPDFを印刷していただきご持参していただく
② Apple watchとペアリングされているiPhoneをお持ちいただいて、Air Dropで院内のiPadにPDFを転送していただく

以下はApple watchの心電図機能で「判定不能」となった1例です。

(ご本人の了承を得て掲載しております)

この症例では、24時間心電図(ホルター心電図)を施行したところ、心室性期外収縮の頻発を認めました。

医療機関で行われる12誘導心電図、24時間心電図(ホルター心電図)では、「発作が出たが、病院に着いたら治ってしまった」、「検査の日には動悸の発作が出なかった」、など発作時の心電図をとらえることができないということがよくあります。

このため、24時間365日無理なく装着することができるApple Watchによる心電図記録は大変有用であると考えられます。

しかし、Apple watchの心電図では不整脈の確定診断を行うことはできません。必要に応じて、12誘導心電図やホルター心電図などの追加検査を行います。

Apple watchで得られた情報が早期受診につながり、治療が必要な不整脈の早期治療が可能になると期待されます。