
肺炎球菌ワクチンとは?
肺炎は日本人の死因の第5位で、死亡者の95%以上は65歳以上の高齢者です。
高齢者の死因の約3分の1は肺炎です。
そして、高齢者の肺炎の原因菌の第1位が肺炎球菌です。
また子供(特に幼稚園や保育園児)は無症状でこの菌を持っていることが多く、65歳以上でお孫さんなどと接する機会がある方は肺炎球菌ワクチンの接種を強く推奨します。
接種が推奨されるのは?
* 65歳以上の高齢者
* 以下の基礎疾患を持つ方
- 狭心症や心筋梗塞などの心臓病
- 喘息やCOPDなどの呼吸器の病気
- 糖尿病
- 腎臓の病気
- 脾臓の摘出を受けた方
ニューモバックス®︎NPについて
ニューモバックス®︎NP(23価)<PPSV23>
- 23種類の肺炎球菌をカバー
- 効果の持続:およそ5年間
- 生涯に1度だけ公費による助成がある(定期接種)が、5年後以降に任意接種(自費)が必要
- 助成対象者は4,000円
- 自費の場合 7,700円(税込)
葛飾区の65歳の方へお知らせ
区からの接種券が届いている65歳の方、もしくは60〜65歳で身体障害者手帳1級相当の方は、自己負担が4,000円で接種可能です。
肺炎球菌ワクチン Q&A
Q: 接種してから免疫ができるまでどのくらいかかりますか?
A:平均でおよそ3週間かかります。
Q:主な副反応は?
A:接種した部位が赤くなったり、腫れたり、痛みが出ることがありますが、多くの場合5日以内に治ります。そのほか、熱っぽい、だるいなどの症状があった場合には医師にご相談ください。